つい先日まで愛猫のつきは、水を入れた容器から直接水を飲まなかった。それでは水分補給はどうしてたかと言うと、粉ミルクを溶いた水から間接的に水分を摂っていた。しかも、そのミルクが薄いと、一舐めした後はそれっきり口を付けず。濃い目のミルクに飽きないよう、ペースト状のおやつなどでミルクの味に変化をつけつつ、一日約200ccを目標に水を与えていた。腎臓疾患などの懸念から、この不自然な水分補給をやむなく続けていた。

上記と平衡し、水飲み専用の容器もいろいろ変えてみた。数種類のプラスティック製から陶器製まで。もしや容器の色も関係があると思い、容器の色を白から緑へ。結局、いずれも失敗。つぎに思いついたのは、経口投薬器や自動給水器を導入。しかし、もし自動給水器が失敗すれば、この無用の長物はかなりジャマになりそうだし、金銭的にもなかなか辛い。

そろそろ暑い夏も近づいてきた。普通の猫のように器から水を直接飲んでほしい。そこで、水を入れた容器をつきの顔に近づけつつ、容器に指を浸し、つきの口を軽く濡らす。それが気になるのか、口の周りに付いた液滴をペロッと舐め取る。それを何度も繰り返したら、なんとなく顔を容器へ近づけるようになった。これらの作業を二三日間繰り返すと、今度は床へ置いた容器へ自ら近づき、チロチロと水面を舐め始めるように! いまでは普通に、どの容器からも水を飲むようになった。これは、うれしい。